2019.5.15.Wed
ウェディングドレスを引き立てるベール!ベールの由来や意味をご紹介
結婚準備・豆知識
姿を引き立ててくれるベール。
ウェディングベールは全体のイメージを大きく変えるため、ドレスの次に重要なアイテムとも言われているのです。
花嫁のベールを下す「ベールダウン」と、ベールを上げる「ベールアップ」の儀式。
これにはちゃんと意味が込められていることをご存知ですか?
今回はウェディングベールの由来や、ベールダウン・ベールアップに込められた意味をご紹介いたします。
1.ウェディングベールって?
①ウェディングベールってなに?
チュールやレースなどのシースルー素材で作られた、女性の顔や頭を覆う薄い布のこと。
ベールの色はウエディングドレスの色に合わせますが、ホワイト・オフホワイト・アイボリーの3色が一般的とされています。
②起源
古代ローマ時代からあったとされているウェディングベール。
白く薄い布を頭からまとうスタイルは、キリスト教プロテスタントの習慣が広まったと言われています。
③意味
■花嫁の身を守る
清浄のシンボルであり、ベールは邪悪なもの花嫁の身を守るという大切な意味を持ちます。
悪魔から身を守るため、頭にベールを被って魔除けにしていたとされています。
■母親の愛情
美しいベールはまるで母親の愛情のオーラをまとったようですよね。
また結婚式は、親からの巣立ちの意味を持ちます。
花嫁のベールは花婿に身を預けるまで娘を守り通したといった、親の愛情とも言えます。
■貞操の象徴
イスラム社会では女性が顔をすっぽり覆うベールをかぶって、肌の露出を避ける文化があります。
ベールは「覆う」「隠す」という意味があります。
周囲の欲望の目から身を隠すという意味があり、同じベールを身につける花嫁さんも「貞操を守ってきた女性」の象徴とされていたと言われています。
2.ベールダウン・ベールアップについて
①ベールダウン
母親が花嫁のベールをおろすことをベールダウンと言います。
ベールダウンはバージンロードを歩く前に母親が娘に最後にしてあげられるお世話。
ベールをおろす時間は、母親の愛情が込めらた大切な瞬間なのです。
花嫁を守るベールを母親の手でおろし、新郎のもとへ送り出します。
②ベールアップ
レイズベールとも呼ばれるベールアップ。
花嫁のベールをあげらるのは、新郎だけです。
ベールをあげると、花嫁を守るものは何もなくなることから「これから花嫁を守っていく」といった新郎の決意が込められているとされています。
またベールアップをすることで、「二人の間の壁を取り払う」という意味があります。
3.ベールの長さ
ベールの長さにはショート、ミディアム、ロングなどがあります。
ベールの長さによって与える印象をお伝えしていきます。
■ショート
風でなびいても邪魔にならないので、リゾートウェディングなど屋外での挙式に向いています!
ロングベールに比べて、可愛らしい印象を与えます。
■ミディアム
腰からお尻あたりまでを覆うミディアムベールは、ショートベールと同様キュートな印象を与えてくれます。
いろんな会場に合わせやすいのがミドル丈のベールだと言われています。
教会式からガーデンウェディングまで、チャペルの広さや雰囲気に合わせてお好みで選べます!
■ロング
ドレスの裾よりも長いのがロングベール。
広くてバージンロードが長いチャペルや大聖堂での挙式に適しています。
華やかな印象になり、今も昔も花嫁の憧れですよね♪
4.まとめ
いかがでしたでしょうか?
使用する式場を踏まえて、ウェディングドレスと合った素敵なベールを選んでくださいね♫
ベールダウン・ベールアップのような感動的な演出は沢山ありますよね。
「感動のセレモニーについて」の記事もぜひご覧ください。
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